I-1 造園史

 
 
要 点 整 理
 
   
[1] 日本造園史とその様式




 ・平安時代
  作庭書「作庭記」

 ・鎌倉時代
  作庭家「夢窓国師」





 ・江戸時代
  作庭家「小堀遠州」
  作庭書「築山庭造伝」
 日本の造園史をまとめると次のようになる。
時   代
庭 園 様 式
作 庭 例 と 特 徴
古     代
 
石舞台古墳、環状列石など
 飛鳥・奈良時代
 
須弥山・反橋
平 安 時 代
 
寝殿造り庭園
池泉・中島・遣水・反橋・野筋など
浄土式庭園
極楽浄土の世界を表現した
庭園毛越寺、平等院庭園など
鎌 倉 時 代
 
自然の地形を利用した修業の場
天龍寺、西芳寺など
室 町 時 代
桔山水式庭園
禅宗寺院の庭園……
竜安寺石庭、大仙院庭園
など、石組み・白砂・刈込み
安土桃山時代
茶庭(露地)
茶室・石灯ろう・つくばい等
江 戸 時 代
回遊式庭園
大名式庭園……岡山後楽園、
金沢兼六園など
宮廷庭園…桂離宮・修学院離宮
明 治 時 代
 
 
無鄰庵庭園(借景)
公園制度の始まり
太政官布達、日比谷公園
大 正 時 代
 
清澄庭園・旧古河庭園など
都市計画法、震災復興公園
 

大仙院庭園 大仙院庭園
 

竜安寺庭園 竜安寺庭園
 

 六義園
 

[2] 西洋造園史とその様式



・トピアリー(topiarii)
 植物を幾何学的な形や
 動物の形などに刈り込んだもの。



・カナール(Canal)
 細長い水路状の池


・カスケード(Cascade)
 階段状に連続して水を落とす
 整形の滝



・ビラ(villa)
 別荘の建物
・ボスケ(bosk)
 人工的に作られた樹林

・ビスタ(Vista)
 並木道などの限られた空間から、
 視線が導かれる遠くの眺め。

・ハハア(ha-hah)
 庭園を堀割りで仕切ることに
 よって、庭園内と外部の景色に
 一体感を持た甘る手法。

・造園家
 アンドレ・ル・ノートル

・造園家
 チャールズ・ブリッジマン

 西洋の造園史をまとめると次のようになる。
時代・地域
代表的な
造園・庭園様式
主な特徴・施工例
古代ローマ
中庭、別荘庭園
アトリウム(前庭)
ペリステイリウム(中庭)
トピアリー
中 世 西 洋
イスラム(回教)の
造園様式
スペイン・サラセン式
インド・サラセン式
カナール・噴水等
パティオ(中庭式)等
カナール、噴水等
霊廟タジマハール
中世イタリア
露壇式庭園(テラス)
噴水、カスケード、花壇、
ビラ
エステ荘、カステロ荘、
ボボリ園等
中世フランス
平面幾何学式庭園
ボスケ
ビスタ
ベルサイユ宮苑
イ ギ リ ス
自然風景式庭園
自然主義の表現
ハハア(堀割り)
ストウ園
近 代 西 洋
公園(publicpark)
セントジェームズパーク(英)
リージェントパーク(英)

ビスタ ビスタ(Vista)